商標よもやま話 13 「明治生まれのマッチに見る106歳の商標権」
商標権は「半永久権」であると言われる。特許権は原則として出願日から20年で消滅する。保護期間が長い…
商標よもやま話 12 「たかがネーミングされどネーミング」(恋人編)
先日、某会社知財部の商標ご担当の方から、商標に関するおもしろいコレクションの写しのご提供を頂いた…
商標よもやま話 11 「たかがネーミングされどネーミング」(お茶編)
唐突ではあるが、以下は何のランキングか。
1.生茶
2.おーいお茶
3.伊右…
商標よもやま話 10 「コンビニ人間」
筆者は東京の町田市にある玉川大学において数年前から知的財産法の教鞭を取らせて頂いている。その玉川大学の卒業生である村田沙耶香氏…
商標よもやま話 9 「オリンピック」という言葉は誰のもの?
オリンピックというイベントが近年ますます巨大化し、その開催・運営に巨額の資金が必要であることは広く知られて…
商標よもやま話 8 「イチローというネーミング」
2016年の夏、南米ブラジルではリオ・オリンピックが開催されている(2016年8月5日~8月21日)。日本の甲子園で…
商標よもやま話 7 「EUとEUTMの実験は続く」
2016年6月23日に実施された英国における国民投票の結果は驚きであった。この投票結果がイギリス、欧州、世界に与え…
商標よもやま話 6 フランク三浦事件が示唆するもう1つの視点‐「登録後」異議申立制度の見直しの必要性‐
フランク三浦事件は、いわゆるパロディー的な商標の登録の是非とい…
商標よもやま話 5 「パロディ商標」
東京出張のお土産に、「東京ばな奈 みぃつけたっ」という菓子を買った。東京駅の土産店に段積みされている定番の人気商品である。「東京…
商標よもやま話 4 「世間感覚とのズレ」
先日、商標の出願が初めてというお客様の出願のお手伝いをさせて頂いた。商標とは何かという話から始まって、商標登録の意義、手続、…
商標よもやま話 3 「春の嵐と3つのビッグニュース」
そろそろ桜が満開の季節である。一方、春は春の嵐という強風が吹き荒れる季節でもある。そのような春の嵐かなと思わせ…
商標よもやま話 2「指定商品について(2)-食べるラー油は食べ物か?-」
将来の事業を見据えた、指定商品(指定役務)の区分・範囲の重要性を前回申し上げた(商標よもやま…
「商標戦略」という言葉をときどき耳にする。「商標戦略」という言葉から一般的にイメージするのは、どのようなネーミングを採択するかということである。たとえば、英語風のネーミング(ABC)にしようか…