朋信のつぶやき
菊水鉾
西木です。
ご存じのように、この時期の京都は祇園祭一色です。
以前は南観音山の引き方をお手伝いしたこともあったのですが、ここ数年は脚が遠のいていたところ、弁護士のM先生に菊水鉾のお茶席の券を頂戴したので、有り難くお茶を頂きに出かけました。
菊水鉾は、菊の露の「したたり」を呑んで700歳の長寿を保ったという能楽にちなんでいるらしいです。能のことはよくわかりませんが、有り難いものに思えます。
お茶菓子は、その「したたり」という名の黒砂糖の味のものでした。お皿も菊の形です。
お茶を頂いてから菊水鉾を拝観しました。ちょうどお囃子がコンチキチンと流れるなか鉾に上がれました。鉾の外で聞いているお囃子は心地よかったのですが、鉾の中は大音量で耳にキンキンと響きます。気温が38℃を超える酷暑の中でしたが、囃子方は乱れることなくお囃子を演奏されます。傍で聞いている浴衣姿の子供たちは、お囃子のリズムをとっています。聞き覚えで伝わっていくのでしょうね。
厄除けチマキも頂き、今年の祇園祭は菊水鉾三昧でした。
700歳まで頑張れそうです(笑)。