朋信のつぶやき
ドングリ
松田です。
自宅の周りに公園がたくさんあります。どの公園にも「ドングリ」が生る樹があり、林の中は樹から落ちたドングリでいっぱいです。そんなに山奥でもない地域なので、落ちたドングリを食べる動物も少なく、この時期になっても一面にドングリが散らばっています。３０分もドングリ拾いをすれば、写真のようにコンビニ袋に一杯になります（たぶん、３kg～４kgはある）。
この時期、山に住む動物は、食料が乏しくて腹を空かしているだろうに・・・、そうだ！奈良公園の鹿にドングリをプレゼントしよう、と思い立ちました。
袋に一杯になったドングリを抱えて奈良公園の奥へ。最初は、２、３頭の鹿が近づいてきて美味しそうに（そりゃ、鹿せんべいよりはずっと美味しいハズ）ボリボリと食べていたのですが、そのうちに鹿の数がどんどん増え、ドングリの奪い合いがはじまりました。写真ではひしめき様があまりわからないかもしれませんが、私の直ぐ近くの鹿達は殺気立っています。仲間同士のケンカが始まり、私は脚を小突かれ、尻をかじられまくり、かなり危険な状態になりました（汗）。
周りの観光客の視線は冷たく（笑）、騒ぎを遠巻きにして見ているように思えました。持って行った大量のドングリも直ぐに（５分ももたなかったように思える）なくなりました。ドングリが無くなると現金な鹿達はすぐに散らばりましたが、それでもしばらく放心して立っていると、遠くの観光客から『なにをやっているんですかぁ～？』って。私は、『突然おそわれましたぁ～！』って返しておきました（笑）。
空腹の鹿には気をつけましょう（爆）。