朋信のつぶやき
外道図鑑
松田です。
多くの釣人は自分が釣った魚を人に美味しく食べさせてあげたくなるもので、私もその一人です。
先日書店でたいそう立派な図鑑を見つけました(写真)。
題して「美味しいマイナー魚介図鑑」。中身を見ると、一般に釣人が狙う美味しいとされている魚(タイだとかハマチだとか)は掲載されておらず、いわゆる外道と呼ばれ、あまり美味しくないとされている魚のカラー写真と、その美味しい食べ方が詳しく掲載されています。
たとえば、アイゴ、ニザダイ、テンス(イラ)、タカノハダイ、ムロアジのほかなんとヒトデまで、これらを知っている人には眉間にシワがよる魚たちばかりです。食味は☆の数で表されており、5つ☆が「非常においしい」、☆なしは「まずくて食べられない」とされています。磯臭さでは超一級のアイゴについて、煮付けにすれば「☆☆☆」と書かれているのですが、私の感覚ではアイゴを煮付ければ『☆なし』確定で、罰ゲームにでも出されるべき素敵な味です。
その中でも、スズメダイやミナミハタンポ(写真中央のウニの右下の魚)は、私も非常に美味しいと感じる魚で、やっぱり5つ☆でした。これからはスズメダイも釣れれば持ち帰り、有り難くいただかなくては、と思います。
それにしても、本屋に立ち寄るといつも無駄遣いをしてしまう・・・(笑)